Webディレクターってなんだろう その1
私は、公の場で自分を紹介する時、ないし人を通じ紹介していただく際に「Webディレクター」という職業名を用いたり、用いられたりしています。
テレビ番組のディレクター、CMディレクターであれば、会議室に詰めて企画を練っていそうとか、撮影スタジオで仕切ったりしている人なのかなと想像してもらいやすいのでしょう(テレビやCMのディレクターさん、私もイメージで語ってごめんなさい)。
でも、Webディレクターって。
判りづらいですよね。いや、「づらい」どころではなく謎の仕事でしょう。
実際に、Web制作関係者の集まりでなければ、ほぼ100%「何やってるの?」と訊かれます。
私は
「ホー
ムページを作るときに、いまは一人で全部請け負うってなかなか難しいんですよ。いろいろ難しくて複雑なのと、みなさん忙しいですから。そこで、何人もの人
でつくろうって時に、ページ作ってと頼む方のお話しをまとめあげて、一方でページ作りたい・作れるって人のできること、こういう風につくるけどどうする?
という話もまとめて、いったりきたりしながら、ホームページできるように進めていく役割をやってます。でも話をまとめてるだけじゃ、ホームページは完成し
ませんから、依頼する人に素材くださいとか、つくる人にページできてますか?などとお尻を叩いたりします」
…などと返答しています。
会話レベルではこのボリュームでお腹いっぱい過ぎるくらいです。
大前提として受発注が存在するのだけど、そこは会話なので割愛します。
大抵は上記の返答も半分くらいで相手から別の質問や感想がきて、それに返答して…。
なかには、「で、結局なんの仕事なのか判らないけど」という言葉をもらうこともあります(笑)。
どう言えば、ひとことで理解していただけるのでしょう。誰か知っている人がいたら教えてください。
以前は「Webをつくっていく上での、現場監督です」と自己紹介状に書いたこともあります。
もっとも、先方のWebサイトについてヒアリングを行い、私がその会社の社員だったらどういう役割をするか、説明をおこなった上でのことでしたが。
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ところで、社団法人 全日本能率連盟の登録資格に「Web検定(ウェブケン)」というものがあります。
Webに関する知識や経験を計る共通のモノサシ(検定)を設けることで、就職や転職に役立てたり、Webに関わるビジネスパーソンの間でコミュニケーションロスを減らす効果を狙うものだそうです。
そのWeb検定のテキストでもあり、Webにまつわる業務知識を解説した『ウェブの仕事力が上がる 標準ガイドブック』シリーズで、リテラシー、デザイン、ディレクション、プロデュース、プログラミングの5冊で構成されています(プログラミングのみ未発売)。
シリーズのうち『Webディレクション』『Webプロデュース』から、Webディレクターのほか、Web制作関係者の中でも混同しやすい職種名について調べてみました。
※《》内は引用
Webディレクター
《大
きく分かれて2つの役割がある。1つはプロジェクト計画からコンテンツオーナーや発注者の要望をブレイクダウンし、制作作業が進められるよう設計書や仕様
書にまとめ、関係者間で認識をすり合わせ、調整する役割。もう一つは、設計書や仕様書をベースにデザイナーやコーダーに作業指示を出してアウトプットを入
手し、コンテンツオーナーに対してデザイン案や個別ページの確認を依頼、必要な調整を行って完成させていくという制作進行管理の仕事
である。》
コンテンツオーナー
《営業部門や商品開発部門など、コンテンツの情報ソースを保有し、Webサイトを運営することでのメリットを享受する担当部門を指す。》
Webマスター
《企業のWebサイトの運営における最終責任者である。Webサイトの構築/運営を制作会社などに発注するプロジェクトマネージャー(PM)が兼任しているケースや、上位のマネジメントのみが特化して単独で行うケースなど、その職務は様々である。》
Webプロデューサー
《(コンテンツビジネスにおける正しい定義としては)ビジネスの成功に責任を持つ者》
《Webを用いたビジネスとしての成功に責任を持つ者》
…難しく言うと、かつ現場の人間向けの語彙を用いていうと、そういうことらしいです。
書き写していて肩が凝りました。
なので、会話ベースで、Webディレクターさんがどのような仕事をしているのか、次回の記事で紹介したいと思います。
(Webディレクターの数、ないしWebディレクターの在籍する会社の数だけ、仕事ぶりもそれぞれなのですが)